IT業界で活躍するエンジニアは、学歴に関係なく、クライアントの要望や希望をしっかりと汲み取り、それに合わせたプログラムを組むスキルが必要とされます。
クライアントが「何を求めているのか」を聞き出すためのコミュニケーション能力もある方が良いといえる職業です。
面接の際には、学歴よりも面接官とのやり取りをスムーズに行えているか、質問に対して的確に答えられているかといった点が重視されます。

また、面接時点では、エンジニアとしてのスキル・知識・実績も大切ですが、日々進歩する新しい技術への学習意欲のアピールも必須です。学歴不問や未経験者歓迎で求人を出している企業も増えています。未経験者の面接でも、学歴ではなくITに関する学習意欲の高さや仕事に関する責任感の強さといった人間性が重視されています。

IT業界以外では、学歴によって年収に差がつく事も珍しくありません。しかし、ITエンジニアは、次々と登場する新しい技術に対応出来るか、新しい技術を正しく活用出来るかといった「スキル・知識・実績」が評価されます。
常に新しい技術を勉強し続けなければならないITエンジニアですが、努力がしっかりと反映される、学歴に関係ない全員にチャンスがある業界でもあります。同じスキルを持っている場合は、業界歴や学歴によって多少収入が異なる事はあっても、求められるスキル・知識・実績を身につける事で収入をアップさせる事が可能です。
IT業界は、他の業界と比較すると学歴による収入の差がほとんどない実力重視の業界となっています。