PHPエンジニアもオブジェクト指向で開発する
PHPが他のプログラミング言語と比べて習得しやすいと言われる理由の1つに、オブジェクト指向という概念が存在しない言語である点が挙げられます。
オブジェクト指向とは、クラスと呼ばれるものを作り、さらにクラスの中にメソッドと呼ばれるものを作り、必要に応じてクラス・メソッドを呼び出すことを言います。JavaやC言語などといったプログラミング言語では、オブジェクト指向は必須です。
クラス・メソッドはテンプレートのようなもので、これを必要に応じて呼び出すことで作業を効率よく行うことができます。
PHPにはこの概念がなく、フレームワークの使い方を理解していれば問題なく開発をすることが可能です。そのため、PHPエンジニアとして生き残るにはフレームワークを使いこなせるスキルが求められますが、フレームワークはそれぞれ使い方が異なっており、フレームワークを1つ習得したとしても別のフレームワークを使って開発する場合、また1から学習しなければいけません。
そこでオブジェクト指向を理解していれば、フレームワークを理解することができなくてもスムーズに開発を進めることができます。
それに、オブジェクト指向を理解していれば、PHP以外の言語を使う際も学習がスムーズです。
基本的に、どのプログラミング言語もオブジェクト指向という概念があったうえで開発が行われています。そのため、PHPでのオブジェクト指向が滞りなく使いこなせれば、たとえ他の言語の現場で仕事をする場合でも問題なく働けます。
そんなPHPについて、より理解を深めたいなら『PHPに学歴って必要?』というサイトに詳細がまとめられているのでそちらをご覧ください。